C,C打ちとC,C打ちを斜めに結ぶラインのこと。このラインが一色になっていると、ぱっと見打てそうなのに打てないという状況が発生する場合がある。このCラインの見落としによる逆転負けなどが良く起こる。
上の2つの図の○や●で示した斜めのラインをCラインと呼ぶ。
つまりCラインは4本ある。
このCラインという言葉を生み出したのは、おそらく大阪時代の末国九段。
Cラインの通しが活きる例
この局面で白の番。
○b7の対角線通しなどとやっていると、●c1と打たれて白手詰まり。
b1−h7のCラインが通っていることを利用して、ここでは○c1→●a1の交換を入れてから○b7と通すのが絶好手順。
Cラインが通っていなければ、ここで黒が●b1と打ってなんでもないところ、この●b1が打てないために白勝ちとなる。