3月23日(日)、大阪市シキボウホウルにおいて第35期名人戦無差別の部が開催された。今回は初の大阪開催となったが、参加者134名の大盛況となった。
優勝は末国九段。5連勝で準決勝進出を決めると、準決勝では宮崎七段に0石勝ち、決勝では山川九段を相手に完璧な終盤の打ち回しで18石勝ち。2004年の名人戦以来、10年ぶりに国内メジャー大会を制覇した。
数年前にはシンガポール代表として世界大会で普通に活躍していた末国九段だが、国内メジャー大会の優勝となると上にも書いた通り10年ぶりとなる。あの末国九段でさえ、10年ぶりの優勝ともなると写真のようにうっすら男泣き。この涙にもらい泣きしたベテランプレイヤーも多かった(かもね)。